LOVESAIJOポイントとは?
西条市と西条市SDGs推進協議会が運営する西条市の地域ポイントサービスです。
市内の取扱店で誰でもポイントを使ったり貯めたりすることができ、地域の消費拡大・活性化につながります。
LOVESAIJOポイントの特徴
●LOVESAIJOポイントは、専用のスマホアプリ(prairie|プレーリー)で簡単に使用できます。
●1ポイントは、1円相当に換算されます。
●LOVESAIJOポイントは、市内の取扱店で利用できます。
LOVESAIJOポイントの使い方・貯め方
①ポイントのチャージ
LOVESAIJOは、現金でチャージが可能です。
※チャージされたプレミアム分のポイント有効期限は、2022年7月末までとなります。
②ポイント還元(2022年8月開始予定)
・市内取扱店でお買い物など消費をすると、消費金額に応じてポイント還元が受けられます。
・ポイント還元は、現金・ポイントどちらで支払っても受けられます。
③西条市等のSDGs活動や西条市の施策に参加することによりポイントがもらえる場合があります。
西条市が始めた2022年度「LOVESAIJOポイント事業」は、
5月9日(月)~6月24日(金)の期間、最大流通ポイント2,000万円分で上乗せ15%のプレミアムポイント付与(予算300万円)のキャンペーンで、一人の上限額が3万円なので単純計算で最少666人分以上で規模は小さく、原資が無くなり次第終了となっている。だが、西条市民にはまだ認知されていないのが現状です。
しかし、本格的には8月1日(月)~9月30日(金)【第1弾】支払金額に応じて30%のプレミアムポイント還元キャンペーンが始まり、最大流通ポイント約3,300万円分で30%のプレミアムポイント付与(予算1,000万円)されます。1人の30%のポイント還元上限が20,000円支払分(6,000ポイント付与)なので、単純計算で最少1,650人分以上となる。
今回の特徴は、現金併用型ポイント還元システムと言って、ポイントだけでなく「現金」が使えることです。ポイント30%還元は、ポイントとして貰え次回にこのポイントと「現金」が併用して使用できる点です。このシステムは、チャージの必要がないことが最大の特徴です。
そして、【第2弾】12月1日(木)~1月31日(火)に始まり、最大流通ポイント約1億円分で30%プレミアムポイント付与(予算3,000万円)されます。1人の30%のポイント還元上限はまだ検討中なので、第1弾よりも多くの人に恩恵がある。第1弾・第2弾の合計最大流通ポイントは、約1億3,300万円分(予算4,000万円)となる。
ここで一番の問題が、取扱事業者の数だが5月現在でHPを見る限り約50店舗とまだかなり少ない。以前西条市が2020年9月に行った「コロナ対策事業・PayPay(20%還元)と石鎚藩札|予算2億2,338万円」の時の取扱店は今回の数十倍とかなり多く人気があった。2021年に行った「西条市プレミア付き地域応援券」では紙版(予算1億5,000万円)は完売したが、デジタル版石鎚藩札(予算5億円)では取扱店舗数が減少し完売できなかった。
今回の「LOVESAIJOポイント事業」もどれだけ取扱事業者をPayPayの時のように承認できるかで、デジタル版石鎚藩札の時の取扱事業者数では厳しい。今後、石鎚藩札紙版の取扱店を取り入れ拡大するようだが、どこまで取扱事業者が増えるかがポイントとなります。
ただ、今回の「LOVESAIJOポイント事業」は奥が深いので理解すると非常に良いシステムなので、取扱事業者の数が増えることで比例して西条市民のポイント事業のアプリ(prairie)利用ユーザーが増えると予想されるのでぜひ期待したい。この6月・7月のこの2か月の展開に期待している。
あとの不安材料は、ポイント取扱事業者の参加条件だが、令和4年度参加負担金は「無料」だが令和5年度以降は「令和4年度の運用実績にもとづき設計」とあり、参加負担金が発生することでPayPayの時のように加盟店離れが発生しないよう対策が必要です。
令和4年度の運用実績では、上記以外に「食べきり運動推奨店ポイント還元キャンペーン(予算300万円)」最大流通ポイントが約1,000万円や「SDGsカードゲームに参加して地域活性化(予算120万円)」約600名分、「マイナンバーカードを取得して地域活性化(付与ポイント数7,000万円)」、「健康ポイント事業に参加して地域活性化(付与ポイント数350万円)」、「生ごみ処理機を導入して地域活性化(付与ポイント数100万円)」、「リサイクルに参加して地域活性化(付与ポイント数200万円)」、「民間事業者がSDGsに取り組んで地域活性化(100万円)」5件分、「ポイント還元マルシェ」、「ファイナルイベント」と盛り沢山です。
まずは、近隣の新居浜市の「新居浜あかがねポイント」、松山市のmachipai(まちぺい)神奈川県鎌倉市の「SDGsつながりポイント事業」などのように地域通貨として特定の地域内で使えるポイント発行で話題になること期待する。
「LOVESAIJOポイント事業」が、地域通貨を活用しSDGs、つまり「持続可能な開発目標」を達成できるか見守っていきたい。
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