お母さんのおむすび

 御結び


お母さんのおむすび
お母さんのおむすび


神様がやどる おむすび

 

家庭で食べる“ごはん”こそ、コメ本来の食味が重視されます。うまく炊けた“ごはん”は、「おかずがなくても食べられる」ほどおいしいものです。


その最高の味を堪能できるのは家庭です。しかも、子どものために握った母の手のぬくもりのある「お母さんのおむすび」ではないでしょうか。

 

子どもたちにぜひ、おむすびを握ってあげて下さい。

「おむすび(御結び)」と「おにぎり(御握り)」の違い!


お母さんの「おむすび」とコンビニの形にはめて作る「おにぎり」とどちらが好きですか?

子どもは、手のぬくもりのある「おむすび」で育つと「心のやさしい子」になります。お金で買って食べる「おにぎり」で育つと切れやすくなります。しかし、科学的根拠はありません。


「おにぎり」は「鬼斬り=禍を退ける」です。

「おむすび」は「お結び=良い縁を結ぶ」です。


 

「おむすび」と「おにぎり」言葉の分布!


地方によって呼び名が違い、東日本は「おむすび」が多く、西日本は「おにぎり」が多い傾向があります。おにぎりの語源は、一番古い呼び方は8世紀の文献に登場する「握飯(にぎいいい)」で、蒸した米を握ったものだったようです。それが、江戸時代になると「握飯(にぎりめし)」と呼び、炊いた米が一般的になりました。「にぎり」「おにぎり」は明治以降の呼び方で、比較的新しいのです。


一方、「むすび」は室町時代、宮中に仕えた女性が使った“女房ことば(女性の丁寧な言葉)”。江戸時代、身分の高い女性ら(大奥など)が「おむすび」に言い換えたようです。その後「にぎりめし」の丁寧な言い方として一般にも広がりました。

 

歴史的には「おにぎり」の方が古い・・・ということになり、「おにぎり」より「おむすび」のほうが丁寧な呼び方とだと考えられます。確かに、「おむすび」は「おにぎり」よりも上品なイメージがありますね❢

 

 「おむすび」は女房言葉です。むすびかためることから、この言葉が生まれたと言われていますが、水をすくう手のひらの形を「むすぶ」と言われることから生まれたという説もあります。

平安時代の貴族の女性たちがおむすびと呼んだの対し、おにぎりは農民などの庶民の言葉だったとの説が。おむすびの「び」は、古い時代には「魂」の意味があり、おむすびには「魂をこめたもの」の意味もあるとの説もあります。

 

古事記に登場する三柱の神『天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)』と『高御産巣日神(たかみむすびのかみ)』、『神産巣日神(かみむすびのかみ)』は、天と地が分かれて初めて現れた神様の名前です。この高御産巣日神と神産巣日神に共通する言葉の「産巣日(むすび)」に注目しましょう。この「むすび」とは天地万物を生み出す神霊、またはその霊妙な力を意味しています。当時の日本人は山を神格化し、その神の力を授かるために米を山型(神の形)をかたどって食べた‥それが「おむすび」の始まりだと言われています。よって、「おむすび」は三角形でなくてはなりません。このように、形状を問わない「おにぎり」とは根本的な違いが見られます。

 

「おむすび」という言葉には、温かさと感謝が溢れています。「おむすび」の「むすぶ」とは「結ぶ」という意味が含まれています。だから、「おむすび」の中には、お米ができるまでの大自然の恵みが閉じ込められています。太陽・水・月・星の力、農家の人達の力、流通の人達の力、「おむすび」を結んでくれた母の力、愛情が込められています。ですから、愛情を込めて結ばれた「おむすび」は、幸せになるための、そして健康のための最高の食べ物です。

 

ちなみに、「おにぎり」と呼ぶコンビニローソンもあれば、セブンイレブンのように「おむすび」と呼ぶコンビニもあります。参考までに!

 

ふるさとのおむすび47都道府県のおむすびを紹介  

おむすびの日

おにぎりの歴史

 


「おむすび」に適したお米の品種は?


美味しいおむすびには、しっかりと粘りがあって冷めても美味しいお米が適しています。

品種で言えば、ゆめぴりか・ひとめぼれ・ミルキークイーン・あきたこまち・コシヒカリなどがおむすびに向いるお米と言えます。 

「おむすび」を食べましょう





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