2016 北海道の最高峰 「ゆめぴりか」

今年、北海道米は、コメ需要量が新潟県を抜いて全国1位となりました。

 

日本一のコメどころ、北海道

 

北海道米の8割を占める品種は、粘りのある濃い系の「ゆめぴりか」、甘みと粘りのバランスに優れ、あっさり系の「ななつぼし」、心地よいふっくら系の「ふっくりんこ」です。

北海道では、平成9年から美味しさへのこだわりであるタンパク仕分けに厳しい基準を設けており、そうした栽培の努力が食味向上に繋がっています。

 

☆彡『ななつぼし』‥タンパク6.8以下を低たんぱく米、6.9~7.9%を一般米、8.0%以上を高タンパク米と位置づけ。

☆彡『ふっくりんこ』‥タンパク6.8以下の基準品に認定マーク。

☆彡ゆめぴりか』‥種子更新100%、タンパク7.4以下の基準を設けています。


北海道産ゆめぴりかの問題点

 

今年は、北海道最高級銘柄米「ゆめぴりか」がスーパー・ドラッグストアーなど全国の売り場で購入できる状況となりました。

しかし、平成27年産米は、検査を受けていない「ゆめぴりか」や基準を満たしていない「ゆめぴりか」が多量に流通し始めています。

その結果、「美味しくない」「粘らない」「黄ばむ」という声が多くなりました。

 

タンパク質含有量6.8%以下が、「ゆめぴりか」の誕生時の高品質・良食味の基準でした。この基準が、北海道の魚沼米といわれる「ゆめぴりか」となりました。

しかし、今ではタンパク質含有量7.4%以下と栽培範囲を広げるため基準を下げてしまいました。このことが、品質のばらつきを生んでいます。




コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    ゆめぴりか食べてみたいです (木曜日, 30 7月 2020 23:57)

    わかりやすい‼︎新砂川のゆめぴりか食べてみたいです。