コメ需要量、毎年8万トン減少!

米の年間消費量は、昭和37年度をピークに一貫して減少傾向にあり、37年度に一人当たりの118kgを消費していたのが、平成25年度にはその半分の57kgまで減少しました。


また、米の需要量は、毎年約8万トンずつの減少傾向にあり、毎年愛媛県の年間生産量以上の需要が大幅に減退していきます。


米の消費減「ただごとではない!


農林水産省は、主食用のコメを作りすぎて価格が下がるのを防ぐため、有識者などで作る審議会で毎年のコメの生産目標をきめている。


それによると、平成28年産主食用米の生産数量目標は、全国で前年比8万トン減743万トンと決定しました。人口減少や少子高齢化で需要量が毎年8万トン減少している近年の傾向を踏まえて判断した。需要量を減らすことで、米価を安定させる狙いがある。

平成27年産主食用米の予想収穫量は744万トンで、生産目標の751万トンを下回った。



愛媛新聞 2015年12月1日掲載記事より!
愛媛新聞 2015年12月1日掲載記事より!