平成26年産米の米価が大幅に下落したことから、JAグループ(農協)は27年産米では「飼料用米の増産」など作付け転換に取り組んできました。
その結果、国や県の飼料用米助成金(予算3,177億円)により、大規模稲作生産者を中心に飼料用米の作付けを増やしている。こうした国の政策による生産現場の変化が、新米の取引価格に影響している。
※27年産飼料用米生産目標60万トンに対し、現在42万トンの見込み(2015.8)
27年産早期米を見ると、新米取引価格は昨年同じ時期と比べると1俵(玄米60kg)当たり約1,000円高の水準で取引されました。
昨年より千円高の新米取引
★意図的な米価引き上げだが、コメの価格は最終的には「市場が決める」はず!
(参考資料)
【農林水産省】‥「飼料用米の生産に初めて取り組む皆様へ」
【農林水産省】‥「水田活用の直接支払交付金(補助金)」【PDF】平成27年度概算要求の概要(飼料用米関係等)
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