あっさりして口どけの良い食感と
冷めてもおいしいササニシキ
生誕50年を超えた米品種
ササニシキは、寿司米としてはコシヒカリに真似の出来ない美味しさがあります。お寿司屋さんからも「シャリといったらササニシキ」と高い評価を得ています。
ただ、気象被害(冷害)を受けやすく、品質が安定しにくい欠点があり栽培が難しい。また、あっさり感が、現在の味の濃い料理に微妙に合わない点がある。
しかし、ササニシキは、美容・健康の点から、いま雑穀・和食ごはんに相性が良く見直されています。
【生誕】1963年(昭和38年)に、宮城県古川農業試験場で育成された品種。
【履歴】1990年には作付け全国2位(東の横綱)となったが、1993年の冷害をきっかけに生産者のサ
サニシキ離れが進み、宮城県作付け面積の約1割にも激減した。
【栽培】環境保全米、農薬や化学肥料の使用量を半分以上減らす。ササニシキは栽培が難しく、高度
の生産技術が要求される品種です。
【特徴】艶があり、粘りが少なく、あっさりとしていて口どけが良い。
粘りの強いお米が主流を占める中、あっさりとした舌触り、風味と香りに優れたお米
※当店の復刻ササニシキ(特別栽培米)
(生産地)宮城県登米市 (品質)調製網目1.95㎜【大粒】検査1等米 特別栽培米
(米蔵)復刻ササニシキのご購入は、こちらから。
恵方巻きに合うお米
「ササニシキ」
恵方巻、恵方巻き(えほうまき)とは、節分にその年の恵方を向いて食べると縁起が良いともされる、太巻き・またその太巻きを食べる大阪を中心として行われている「太巻き丸かぶり(丸かぶり寿司)」の事。
別称として「恵方寿司」「招福巻」「幸運巻」「開運巻き寿司」などと表現されることもある。
恵方巻きの【恵方】は、陰陽道でその年の干支によって定められた最も良いとされる方角のことで、その方向に歳徳神(としとくじん)がいると言われる。その恵方に向かって巻き寿司を食べることから、「恵方巻き」や「恵方寿司」と呼ばれるようになった。
【発祥】 については、大阪船場の旦那衆が節分の日に行っていた、
①船場にある階段の中段で、遊女に巻きずしを「丸かぶり」させるお大尽遊び(花魁遊び)を元とする説(船場の旦那衆の遊び)、
②江戸時代の終わり頃、大阪の商人たちの商売繁盛と厄払いの意味合いで、立春の前日の節分に「幸運巻寿司」の習慣が始まったとされたと言う説などがある(厄落とし、縁起担ぎ)が、元々は、関西の風習であり、明治時代に一旦廃れた後、1977年の大阪海苔問屋協同組合の海苔の販売促進行事で復活した。
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