カメムシ注意報発令 25年産米

カメムシ
カメムシ

「発生源をなくすため、出穂前の除草を徹底」

 

コメの品質低下につながる「斑点米カメムシ類」が平年より多く発生しているとして、警報・注意報が全国で出ている。

【秋田、山形、福島、栃木、千葉、新潟、富山、石川の8県】

「やや多い」も【北海道、茨城、三重、京都、佐賀など。

6月の高温が影響したとみられ、農家にカメムシ類が好む雑草を刈るよう促している。カメムシ類は雑草に寄生し、出穂後は水田に侵入して穂の汁を吸います。コメに黒い染みのようなものができる「斑点米」の原因となり、等級低下につながります。

斑点米カメムシは、イネ科植物の雑草で増殖するため、速やかな除草が必要です。移動性も高いことから地域ぐるみの対策も重要となります。

 

今年の新米は着色粒被害が多いと思われます。また関東から九州にかけて例年より早く梅雨明けしており、猛烈な暑さが続いているので、高温障害がとても心配です。