24年産米の放射能物質検査(農林水産省)

農水省 通達
農水省 通達
中央合同庁舎第1号館 (農林水産省)
中央合同庁舎第1号館 (農林水産省)

農林水産省中国四国農政局生産部生産振興課から、『米穀の出荷・販売届出事業者の皆さまへ』という封書が届きました。

 

 ‥【タイトル】  24年産米の放射性物質検査が実施されます

 

 ◆農産物に含まれる放射性セシウム濃度の検査結果

 

 ◆食品中の放射性物質の新しい基準値

 

24年産米については、食品の基準値を超える米が生産・流通されないよう、23年産米の検査で500 Bq(ベクレル)/kgを超過した数値が検出された地域など、基準値を超える米が生産される可能性が大きい地域については、作付は行われません(福島県の一部)。 

 

23年産米の検査で100 Bq(ベクレル)/kg超から500 Bq(ベクレル)/kg以下の数値が検出された地域など、基準値を超える米が生産される可能性が否定できない地域については、地域の米の全量管理・全袋検査を行うことを条件に作付が行われています(福島県の一部)。 

この地域では、福島県及び関係市町村が、地域の米の全量・全袋を管理・検査する計画(管理計画(※))を策定し、この計画に基づき、基準値以下であることが確認された米だけが出荷可能となります。 それ以外の地域については、抽出検査により安全性を確保することとし、

 

① 50 Bq(ベクレル)/kg超の値が見られた地域及びその隣接地域については、全戸検査に相当する密度(1ha当たり1点)で、旧市町村ごとにきめ細かく検査

② 農地土壌中の放射性セシウム濃度が500 Bq(ベクレル)/kg以上の地域では、旧市町村ごとに3点以上検査 など、濃密な検査が行われます。なお、福島県では、県独自の上乗せ検査として、県下全域で全袋検査が実施される予定です。