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令和5年産米・全国作況指数「101」

農林水産省|米に関するマンスリーレポートより引用
農林水産省|米に関するマンスリーレポートより引用

 

最終全国作況指数「101」(平年作)確定!

収穫量 661万トン(前年比1.4%減)|5年前続平年作

2024年6月末在庫見通し:176万トン

(「絶対量不足」懸念)

 

北海道は、田植期以降、おおむね天候に恵まれた。

東北及び関東・東山は、田植期以降、5月下旬から6月上旬にかけての日照不足の影響があったものの、その後の天候におおむね恵まれた。

中国、四国及び九州は、6月から7月にかけての梅雨前線等による大雨や日照不足の影響があったものの、その後の天候におおむね恵まれた。

北陸、東海及び近畿は、田植期以降の日照不足等に加え、一部地域で7月から8月にかけての少雨や7月以降の記録的な高温の影響があった。

 

高温障害 過去最大100万㌶(19万2300トン)

日照不足    84万5200㌶(19万2700トン)

 

 

参考資料

・農林水産省:米に関するマンスリーレポート|令和5年12月号

・農林水産省:令和5年産米の農産物検査結果(2023.12.1公表)

・農林水産省:令和5年産水稲の作付面積及び収穫量(中国・四国地域)

 

令和5/6年の需給見通しと6年産米の生産目安(万t)
  基本指針 確定値
5年6月末民間在庫数 197 197
5年産主食用米等生産量(確定値) 669 661

5/6年主食用米等供給量計

886 858

5/5年主食用米等需要量

682 682

6年6月末民間在庫量

184 176

6年産主食用米等生産量(目安)     

669  

□ 愛媛県内コメ作況指数「103」やや良

田植え期以降の継続的な日照不足による分げつの抑制の影響があるものの、愛媛県では9月下旬から10月下旬が多照少雨傾向で推移したため登熟が促進され103の3年連続の「やや良」となった。

 

愛媛県地域部の指数は、東予が「105」、南予が「104」でともに「やや良」、中予は「100」の「平年並み」だった。

愛媛県内の収穫量は、6万4600トン(前年比4千トン減)となった。