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米の需給見通し|農林水産省

全国作況指数100「平年作」|農林水産省資料より
全国作況指数100「平年作」|農林水産省資料より

令和5年産米作況100「平年作

 

農林水産省は9月25日現在、令和5年産米の全国作況指数を100「平年並み」を見込んでいると発表した。

 

新潟95「やや不良」、富山・福井98「やや不良」、秋田97「やや不良」、滋賀97「やや不良」、

宮城・栃木105「やや良」、北海道・岩手104「やや良」、青森102「やや良」、

 

 

■ 主食用米等需給の令和5/6実績と6/7見通し(万t) 

 (農水省|食糧・農業・農村政策審議会、食糧部会発表)

 

令和5年6月末民間在庫量【197万トン(前年同月21万トン減)

令和5年産米予想収穫量662万トン(前年比▲8万トン減)

令和5/6年主食用米等需要量【682万トン】(前年実績比9万t減)

 

令和6年6月末民間在庫量【177万トン(前年同月20万トン減)

令和6年産主食用米等生産量【669万トン】

令和6/7年主食用米等需要量【671万トン】(前年比11万トン減)

令和7年6月末民間在庫量【176万トン】(1万トン減)

 

「民間在庫につては、過去にも平成18年と19年に182万トン、184万トンという数量があり、23年と24年にも180万トン台だった。但し、これらの年には800万トンを超える需要があった。」と農水省は指摘。

「現状、(需要量)700万トンを切るような状況となる中、来年と再来年の6月末に177万トン、176万トンという在庫量は、おおむね関係性において適当な範囲」と農水省は見解を示した。

 

現在、主食用米の需要は、人口減少や高齢化を背景に、毎年約10万トンずつ減少が続いている。

 

【参考資料】:

米の基本指針(案)に関する主なデータ等|農林水産省農産局|令和5年10月

米の基本指針(案)に関する主なデータ等|農林水産省農産局 令和5年10月
米の基本指針(案)に関する主なデータ等|農林水産省農産局 令和5年10月
米の需要量及び民間在庫の推移|農林水産省農産局 令和5年10月
米の需要量及び民間在庫の推移|農林水産省農産局 令和5年10月
毎年約10万トン以上の消費の減少!
毎年約10万トン以上の消費の減少!


政府備蓄米|在庫91万トン