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全麦連「2019 もち性大麦の業界基準」について

 全麦連(全国精麦工業協同組合連合会)は、「もち性大麦(はだか麦を含む)の業界基準」を制定し、もち性大麦を「もち性遺伝子型を有する大麦」と定義した。国内産10品種、外国産10品種をリスト化(下記表)。

 もち性は、デンプン中のアミロースを欠くか、うるち性と比較してアミロースが著しく減少している。アミロースを合成する酵素であるGBSSIの遺伝子領域に異変が起きることで、もち性の遺伝子型になる。この遺伝子領域の変異を特定することにより、うるち性品種ともち性品種を区別できる。

 

キラリモチ高β-グルカン大麦利用連絡会

ダイシモチ高β-グルカン大麦利用連絡会

 

 

■全麦連:もち性大麦(はだか麦を含む)業界基準

 

http://www.zenbakuren.or.jp/waxybarley/

■もち性遺伝子型を有する国内産及び外国産大麦 (はだか麦を含む) の品種リスト

 

http://www.zenbakuren.or.jp/pdf/mochi-omugi_list.pdf

■農林水産省 品種登録ホームページ「品種登録データ検索」

http://www.hinshu2.maff.go.jp/vips/cmm/apCMM110.aspx?MOSS=1

 

 

もち性遺伝子型を有する国内産及び外国産大麦の品種リスト
もち性遺伝子型を有する国内産及び外国産大麦の品種リスト