家畜のエサに使う国産飼料用米は、28年度産では約50万トンまで拡大し、29年産では60万トン生産をJA全農は目標としている。
協同組合日本飼料工業会など業界4団体は、一部の飼料工場で設備投資を行っており、当面の年間使用可能量を120万トン程度の受け入れが可能としている。
(飼料に多く使用される輸入とうもろこしの代替えとして国産飼料用米生産の取り組んでいる)
■彡農水省は28年度の経営所得安定対策における交付金支払実績では、
「飼料用米の生産拡大などを支援する『水田活用の直接支払交付金』」の支払額は、
3,168億円で、119億円(4%)増加したと発表した。
■彡農水省は29年度の経営所得安定対策における交付金支払実績では、
「飼料用米の生産拡大などを充てる『水田活用の直接支払交付金』」の予算概算要求は、
3,304億円で、154億円(5%)増加したと発表した。
■「飼料用米の推進について」(農水省)の資料は、コチラ。
■「飼料用米生産拡大で、不足する業務用米」(NHK)
年産 | 稲の作付け面積 | (内、主食用米) | (内、非主食用米) |
28年産 | 161万1,000㌶ | 138万1,000㌶(85.7%) | 23万㌶(14.3%) |
27年産 | 164万㌶ | 141万㌶(85.9%) | |
26年産 | 162万㌶ | 147万㌶(90.7%) | |
25年産 | 164万7,000㌶ | 152万2,000㌶(92.4%) | 12万5,000㌶(7.6%) |
24年産 | 164万1,000㌶ | 152万4,000㌶(92.8%) | 11万7,000㌶(7.2%) |
23年産 | 163万2,000㌶ | 152万6,000㌶(93.5%) | 10万6,000㌶(6.5%) |
22年産 | 165万7,000㌶ | 158万0,000㌶(95.3%) | 7万7,000㌶(4.7%) |
21年産 | 163万7,000㌶ | 159万2,000㌶(97.2%) | 4万0,000㌶(2.5%) |
20年産 | 163万7,000㌶ | 159万6,000㌶(97.4%) | 4万1,000㌶(2.5%) |
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