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極低たんぱく米 ゆめぴりか(JA新すながわ)

北海道の最高峰

 

極低たんぱく米 ゆめぴりか

 

JA新すながわ【特別栽培米】

極低たんぱく栽培 タンパク値(6.3以下

 

節減対象農薬:(限界まで抑えた減農薬)

特別栽培米5割減のさらに、半減(1/4以下:70%減

化学肥料(窒素成分):5割減

網目:1.9大粒

 

平成29年産より本格的に取扱予定。28年産は数量わずかです。

「ゆめぴりか」の最高峰(本物)!(精米蛋白質含有率値6.8以下)

 

「高度クリーン米 ゆめぴりか」の特徴  粘りがあり「もっちり」系

 

北海道米の中でも最上級の美味しさ。甘みと粘り、柔らかさ、そしてつややかな炊き上がりは、北海道の最高峰。一般のゆめぴりか(タンパク値7.4以下)より、やや柔らかく、粘りと甘みが強い。 

 

◆外観‥ 米粒ひと粒ひと粒がふっくらと膨らんでいて、キラキラとしたツヤがある。 
◆香り‥ 強くはないが、ご飯を口まで運ぶ間、甘い香りがあり、ご飯を口に含むと、喉から鼻

     にかけて甘い香りがします。 
◆柔らかさ‥ 米粒ひと粒ひと粒は、シッカリと確認できる。全体的にしっとりとしていて、や

     や柔らかく炊き上がる。 
◆粘り‥ やや粘り強く炊き上がります。
◆味 ‥ 口に含むと、直ぐに甘みが口の中に広がる。噛むと、甘みを強く感じ、ご飯が無くな

     っても、口の中に甘さが残る。

 

冷めても味が落ちにくく、炊きたての味と粘り、柔らかさが維持している。

平成24年、中空知エコ米生産共和国は、「ゆめぴりか」の高度クリーン米に取り組み始めました。高度クリーン米の実現のために、慣行栽培より厳しいタンパク値を確保し、使用可能な化学合成農薬の使用を慣行栽培の1/4相当に抑えるなど、より厳しいルールを設けました。

 

「ゆめぴりか」の歴史

 

北海道上川農業試験場で生まれた「ゆめぴりか」は、2008年(平成20年)に試験栽培を行い、

 

2009年産 出荷基準のタンパク質含有率は、6.8%以下」としていた。

2010年産 出荷基準のタンパク質含有率は、7.9%以下」に見直し、

2011年産 出荷基準のタンパク質含有率は、7.4%以下」に改められた。

 

基準を外れた「ゆめぴりか」は、ブレンド米などに回す取り決めになっています。

どんなに優れた品種であっても、生産量が増え生産地域が広がるにつれ、品質や食味はバラツキが出てくる。最近の「ゆめぴりか」も同様であるので、出荷基準は厳しくなくてはならない。

 

「高度クリーン米ゆめぴりか」は、一般のゆめぴりかのタンパク質含有率7.4%以下と比較し、6.8%以下と極めて厳しく設定していることで、甘みを強く感じ、同時に粘りと柔らかさを強く感じます。時間がたって冷めても、炊き上がりの状態が維持され食味も落ちない特徴があります。

さらに厳しくした「6.3%以下」の極低蛋白質の高度クリーン米ゆめぴりかが「最高峰」である。入手困難なこだわり米である。  

(注)お米は、味を左右するタンパク質とアミロースの値は低いほど柔らかく、粘があり、ツヤがあり美味

   しいとされている。【値が低い=美味しい】 

(注)出荷基準のタンパク質含有率7.4%以下の基準を満たしたのは、 

2009年 「ゆめぴりか」生産量の7.4%以下【33%】、6.8%以下10%1,000トン

2010年 「ゆめぴりか」生産量の7.4%以下【23%】、6.8%以下【  4%

2011年 「ゆめぴりか」生産量の7.4%以下【75%】、6.8%以下27%

 

「ゆめぴりか」はデビュー以来人気急上昇で、生産地が拡大され、生産量も拡大している。同じ「ゆめぴりか」でも、ゆめぴりか本来の基準が緩くなり食味のばらつきが目立ちはじめた。ホクレンは、蛋白質含有率の出荷基準を2011年に7.4%以下に変更し、スーパー量販店で販売されている「ゆめぴりか」は、実は蛋白質含有率7.4%以下が大半となり、厳しい基準をクリアした6.8%以下の高品質米「ゆめぴりか」は、数量も少なくこだわりの米専門店でしか取り扱っていません。

 

たんぱく質含有率6.8%以下は、「ゆめぴりか」誕生時の高品質・良食味の基準でした。このことが、北海道の魚沼米と言われる「ゆめぴりか」となりましたが、現在は7.4%以下に厳しい基準が変更されています。

 

●「北のごはん倶楽部 №23」平成28年10月発行(ホクレン)の資料は、こちら

●「平成24年「ゆめぴりか」作付け生産者の皆様へ」(ホクレン)の資料は、こちら