夏にはラニーニャ発生(異常気象)、猛暑か?

今年はラニーニャの年

 

西日本を中心に全国的な高温予測!

 

気象庁は、平成26年夏に発生し、2年にわたって続いたエルニーニョ現象は5月中に終息する見通し。一方で、今回のエルニーニョが連続的にラニーニャ現象へ移行する可能性が高いと発表。ラニーニャ現象が発生すれば、平成22年(2010年)夏以来6年ぶりとなる。

 

気象庁によると、ラニーニャ現象が発生すると西太平洋の海面水温が上昇し、対流活動が活発になるため、日本付近では夏の太平洋高気圧が北に張り出しやすく、気温が高くなる傾向がある。

そのため、梅雨が短くなったり猛暑になるといった影響が日本にあります。空梅雨や猛暑になると、水不足や作物の収穫にかなりダメージがあります。

前回ラニーニャ現象が発生した2010年の「今年の漢字」の第一位は「暑」が選ばれています。また、その年の冬は寒冬になることが多いと言われています。

 

ラニーニャが発生した夏は、近年では記録的な猛暑となったケースが目立つほか、台風が発生しやすくなり集中豪雨の可能性も高くなります。

昭和24年から平成27年までの67年間で、ラニーニャ年にお米が大不作となった例はありません。

 

【気象庁】エルニーニョ/ラニーニャ現象とは

【気象庁】エルニーニョ現象及びラニーニャ現象の発生期間(季節単位)