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27年産米の食味ランキング|特A(穀検)|発表

27年産米の 食味ランキング(45回目)

 

多すぎる「特A」、過去最多の46産地品種

 

日本穀物検定協会は、平成27年産米の食味ランキングを発表しました。今回は44道府県139産地品種の試験を行い、「特A」はそのうち33.1%と過去最多の46産地品種が選ばれました。

 

年々増え続ける「特A」、これで良いのだろうか? 

また、「特A」に関しても道府県内のどの地区のお米を食味試験したのかが重要で、1地区の「特A」が全県の評価になることにも疑問が残る。 

 

        (不当景品類及び不当表示防止法の不当な表示の禁止第四条)

 

平成27年産米の特徴は、「作況指数の低い地域で、特Aが減少」している点です。 

 

※ 日本穀物検定協会「平成27年産 米の食味ランキング」発表!

☆彡 産地別ランキング表

☆彡 ランク別ランキング表

☆彡 参考品種別ランキング表

☆彡 平成元年からの特Aランク一覧表

 

【問題点】

平成27年産米の食味ランキングを見ると、昨年に続き「食味の総合評価」結果において基準米よりも劣る(基準米よりやや劣る)」「B´(基準米より劣る)」ランクのお米が、 0(ない)点である。

つまり、基準米より劣る米は1点もないと言うことは、すでに基準米が最低ランクで、基準米より劣る産地・品種はないということにならないか? 今後。基準米そのものの見直しが必要では‥! 


 

四国「特A」逃す!

 

平成27年産の米食味ランキングにおいて、四国4県の産地品種は「特A」ランキングがありませんでした。

 

平成26年産では、愛媛産ヒノヒカと香川産おいでまいの2点が「特A」に輝きましたが、27年は冷夏の影響で品質低下が目立ち食味も低下した結果と思われます。


報道特集バンキシャより
報道特集バンキシャより