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BSフジ 華大の知りたい!サタデー「大麦」特集

予告

 

2016年1月30日(土) 21:00~放送

 

「日本人が忘れてしまった穀物」大麦

メタボ解消、高血圧などの生活習慣病に効果

 

メタボ解消効果

糖尿病予防効果(食後の血糖値上昇を抑える)、

★コレステロール

 

水溶性食物繊維【β-グルカン】が豊富❢

 

「大麦」は水溶性食物繊維を豊富に含み、肥満や糖尿病を防ぐと言われます。中でも、もち麦「ダイシモチ・キラリモチ」のβ-グルカンの含有量は際立っています。

 

※BSフジ「華大の知りたいサンデー」は、こちらから。

※大妻女子大学名誉教授の池上先生(大麦研究の第一人者)がスタジオに生出演されます。

 

昔の日本人はよく食べていたのですが、現在は他のものに取って代わられてしまったある穀物。ところが最近、この「忘れられた穀物」がメタボ、高血圧などの生活習慣病に効果があることがわかり、世界的にも注目されることになったのです。〇ご飯を食べて食生活を改善してみてはいかがでしょう。
メタボ解消効果についてですが、〇ご飯を数週間継続して摂取すると、白米に比べて内臓脂肪(腹部脂肪)、体重、お腹周り、体格指数(BMI)が低下したとのこと。
重要なのは、糖尿病予防効果についてです。この穀物は他の穀類に比べて食後血糖値が低くなるのです。血中コレステロールが高めの方がこの穀物を継続的に食べると、血中総コレステロールとLDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が下がります。〇ご飯を摂取すると、血糖値が改善する効果があるのです。
その秘密はこの穀物が食物繊維を豊富に含むこと。白米に比べると約20倍近い食物繊維を含んでいるのです。とくにこの穀物に含まれる水溶性繊維のβ-グルカンにメタボ解消効果があると言われています。β-グルカンは諸外国において食後の血糖値上昇を抑え、心疾患のリスクが減らし、コレステロール値を低下させると認められているのです。
食物繊維は大きく、水に溶ける「水溶性繊維」と溶けにくい「不溶性繊維」の2つに分けられるのですが、この穀物は、腸内フローラの改善に役だつ水溶性繊維を含みます。食物繊維が不足すると、便秘やビタミン・ミネラル不足にもつながりますが、食物繊維を豊富に含むこの穀物は、排便量増加、腸内フローラの改善、免疫機能の改善なども期待できるとのこと。
この穀物に含まれる食物繊維とその健康効果から、「糖質制限」など昨今流行ったダイエット法に逆行する形でまさに炭水化物であるこの穀物の市場規模はここ数年飛躍的に伸びているのです。その伸長度は、その他の健康志向の穀物に比べても著しいのです。
番組では実際にこの穀物を使ったメニューを試食し、おすすめレシピを紹介します。

 

「華大の知りたいサンデー」より引用。