弘法大師 四国八十八ヶ所霊場
御開創1200年記念
弘法大師・空海上人が弘仁六年(815年/42歳)に御開創されたと伝えられています「四国八十八ヵ所霊場」は、平成二十六年(2014年)に開創1200年の記念の年を迎えます。
※年間13万人の方がお参りする。
※各礼所で普段は見ることのできない秘仏のご開帳や記念印と記念御影の授与、催事などが行われます。
四国遍路は、
① お大師さまと共に歩む「同行二人」という大きな心の支え、
② 内海の穏やかさと外洋の厳しさを併せもつ島四国の風土、
③ 「おせったい」という地域住民の温かい風土、
これら3つの要素により熟成されてきた四国独自の文化です。
※平成26年 四国八十八ヵ所霊場 開創1200年記念事業日程
※霊場開創1200年 記念スタンプおよび記念御影
四国八十八ヵ所霊場開創1200年を記念して、各寺院にて記念スタンプと記念御影が用意されてます。
■ 記念スタンプ
(押印期間) 平成25年12月15日~平成27年5月31日
(押印方法) 納経帳のみ押印
■ 記念御影
(授与期間) 平成25年12月15日~平成27年5月31日
(授与方法) 白黒御影と同じ形式で授与。(掛け軸、納経帳へ一本ずつ授与)
※同行二人(どうぎょうににん)とは、‥ お遍路を始めると、様々なところで目にするのが、この『同行二人』。「同行二人」とはお遍路がお大師様(弘法大師・空海)と二人連れという意味です。遍路では1人で歩いていても常に弘法大師がそばにいて、その守りを受けているとされています。目に見えなくてもそう思う人のそばにいてくれる。そして、遍路で使われる金剛杖には弘法大師が宿ると言われています。
遍路修行者は複数人であっても、個人対お大師さまの同行二人であります。
※「四国遍路の魅力 ~人はなぜ遍路に出るのか~」 愛媛大学法文学部教授 山川廣司
※ 四国遍路のあゆみ(平成12年度) 愛媛県生涯学習センター