石鎚山系に源を発する 『恵みの水』 は、
加茂川を介して西条平野に供給されている。
◎加茂川の流量が減少すると地下水位が低下する。
◎西条平野では沿岸部で塩水化が進行している。
●【現状】
西条平野の地下水は、加茂川の伏流水と密接に結びついており、年間を通じた収支バランスは保たれているが、夏季・潅漑期の赤字分を非灌漑期の黒字で補うかたちで推移している。
このため、潅漑期には地下水の低下が見られ、沿岸域の一部の地域において、塩水が内陸部へ進行し、非潅漑期に塩水を海側に押し戻している状況が続いている。
●【課題】
地下水を安定的に供給し、塩水化の進行を防止するためには、加茂川の伏没涵養機構を存続させるとともに必要な加茂川の流量を確保することが重要である。 (西条市資料〈H25.5.31〉より)
※【資料】西条市の地下水資源調査結果と道前平野地下水資源調査委員会の答申について
※【資料】道前平野地下水資源調査結果概要(平成24年1月13日)
※【資料】西条平野の地下水利用にかかる適正な加茂川伏没量について(答申)(2013.09.12)
※【資料】西条平野における持続的な地下水利用のための加茂川伏没量について(2013.09.12)
※【資料】2012年度 地下水年報(2013.07.11)
※【資料】西条市地下水観測井戸高低図
※【資料】地下水の低下と塩水化の防止対策について(平成24年3月27日)
ぜひ読んで欲しい❢
■自噴地下水〈うちぬき〉の恵みと保全(ミツカン水の文化センター)保存版資料
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