社名は「イトーヨーカ堂」だが、
店舗名は「イトーヨカドー」である。
出店方法は、セブン-イレブンと同様にドミナント戦略(一定のエリア内に高密度多店舗出店を行うことで、物流や広告、店舗指導などの効率を向上)をとっていて、全国展開を優先しているイオンとは対照的で高い利益率を生んでいる。四国地方には店舗が存在せず、四国での知名度は低い。独立系企業だが、三井銀行(現・三井住友銀行)と縁が深い。
また、ショッピングセンター(SC)開発会社「㈱モール・エスシー開発」を三井物産と共同出資で設立し、大型ショッピングセンター事業を本格展開「Ario(アリオ)として開業している。」
※㈱モール・エスシー開発の店舗は、こちら。(アリス倉敷など)
イトーヨーカ堂は、子会社だったセブン-イレブンに収益力・株式会社時価総額で逆転されていた。現在は、セブン-イレブン・ジャパンおよびデニーズジャパンと共同で「セブン&アイ・ホールディング」を設立し、持株会社傘下でそれぞれ対等な子会社となっている。
イトーヨーカ堂とセブンイレブンの関係は、これまでの親会社と子会社という関係から横並びに変わった。これは、2社の関係が対等になったというより、ヨーカ堂の位置づけが後退し、それに変わってセブンイレブンが強い影響力を発揮するグループ構造に変わった。
元々、イトーヨーカ堂の子会社だったセブンイレブンは、イトーヨカドーよりも利益の面で上回りグループの中核に成長していたため、持株会社の名前が「セブン(7)&アイ(i)」とイトーヨーカ堂よりも先にセブンが置かれた。
最高経営責任者は鈴木敏文である。
◆【参考資料】
※ 2014年全国の商業施設オープン予定
※ セブン銀行
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