パナソニックヘルスケア西条工場閉鎖【愛媛新聞社解説】

パナソニックの医療事業子会社「パナソニックヘルスケア」は、2016年3月末までに現在の国内6拠点から3拠点へ拠点を統廃合することが明らかになりました。

メディカルシステム・補聴器・画像診断などの部署がある愛媛県西条市の工場を閉鎖するほか、神奈川県横浜市と三重県四日市市の拠点からヘルスケア部門を撤退させる方針で、従業員については他拠点への配置転換を中心としながら希望退職者の募集も実施する予定です。

パナソニックは、9月27日付で同子会社をアメリカの投資ファンド「KKR」へ売却すると発表しており、パナソニックヘルスケアは子会社から間接所有の持分法適用関連会社になるなどヘルスケア事業の見直しを進めていました。