≪消費税5%→8%へ≫ 表示方法
スーパーは税抜き、百貨店は総額表示へ
現在、消費税は企業間取引では「外税」、小売は「総額表示」が中心ですが、平成25年4月からの消費税5%→8%への移行では、表示方法の足並みが揃っていません。
2014年4月に予定されている消費税率の引き上げにともなって、消費税転嫁対策特別措置法が、10月1日に施行され、法律では、税抜きの本体価格表示が暫定的に認められることになる。特別措置法では、増税分を円滑・適正に転嫁する目的で、2017年3月末まで、税抜き価格での表示が認められます。
≪今回は税抜き表示が特例で認められた≫
▽本体価格に消費税分を加えた「総額表示」
▽本体価格などを記す「税抜き表示」
セブン&アイ・ホールディングスでは、来年4月の消費税引き上げに伴う価格表示について、税抜き(外税)を中心とする方針を固めた。本体価格を目立つよう示し、税込みの総額(内税)も併記する。一方、イオンは総額表示を強調する方向で調整している。
スーパーなどが加盟する日本チェーンストア協会では、税抜き表示を基本としているが、税込の総額を併記することも認める考え。
日本百貨店協会では、総額表示が望ましいとしているが、各社の判断に任せる方針。
三越伊勢丹ホールディングスなどでは、衣料品などについては、本体価格表示の値札を掲示するとともに、あわせて総額がわかる工夫を行うことにしていて、表示方法の足並みは、そろっていないのが現状となっている。
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中山農産 (木曜日, 22 6月 2017 10:58)
農協出荷のコメのコメ販売代金清算通知書には、消費税の表示がありません。消費税は預かってないと、申告しています。他の野菜出荷は消費税金額表示あり申告しています。税務署からコメの消費税を払うよう言われました
急に言われても預り金は、無くどうしたらよいでしょうか