愛媛県は10日、県内で3人が、マダニが媒介するウイルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)を発症し、90代の女性1人が死亡したと発表した。県によると、死者は国内で10人になった。ほかの50代と70代の2人は一時入院したが、すでに退院している。県によると、3人はいずれも5月下旬に病院を受診した。ダニにかまれた痕があり、発熱や嘔吐、血小板と白血球の減少などの症状があった。女性は今月上旬に死亡した。
※重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、中国で2009年ごろから発生が報告されていたウイルス感染症、SFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染する病気です。主な症状は発熱、消化器症状(嘔吐、下痢等)で、重症化し、死亡することもあります。
潜伏期間はマダニに咬まれてから6日から2週間です。
※愛媛県
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