生産量全国トップクラス(西条市の特産品)
えひめ西条・名水育ちの七草
※無病息災の願いを込めて!
1月7日|七草の日(七草粥) |人日(じんじつ)の節句
1杯のお粥から1年を元気に過ごしてください。
1月7日の朝、「春の七草」が入ったおかゆを食べると、
1年間を無病息災で過ごせるとされています。
名水百選に選ばれたうちぬきと、恵まれた天候で育てた、
西条の七草 - 春の七草 -
愛媛県西条市は、「西の横綱」と呼ばれているほど全国トップクラスの春の七草の産地。
春の七草栽培には、環境庁の「名水百選」にも選ばれている『うちぬき(自墳地下水)』を利用して、豊富な水と恵まれた気候により高品質な七草づくりに長年取り組んでおり、西条市の名水ブランド農作物指定も受けています。
せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ七草!
西条の七草として京阪神を中心に全国へ約100万パックを出荷し、七草の生産量において全国トップクラスを誇る西条市では、新鮮なうちにお届けするために、12月31日からわずか4日間程で七草をすべて収穫します。安全・安心をモットーに栽培され、名水百選にも選ばれた『うちぬき』の水を利用しているので、西条市の七草は、不純物が少なく、みずみずしくておいしい七草が生産されています。
※商標登録第5034883号「西条の七草」は、こちら。(JAえひめ未来|旧JA西条)
※愛媛愛フード推進機構「西条の七草」は、こちら。
※愛媛の春の七草 生産者は、こちら。
№ | 名 称 | よ み | 現在の名称 | 英 名 | 科 名 |
1 | 芹 | せり | セリ | water dropwort | セリ科 |
2 | 御 形 | ごぎょう | ハハコグサ (母子草) | cudweed | キク科 |
3 | 仏の座 | ほとけのざ | コオニタビラコ (小鬼田平子) | nipplewort | キク科 |
4 | 菘 | すずな | カブ (蕪) | turnip | アブラナ科 |
5 | 薺 | なずな | ナズナ (ぺんぺん草) | shepherd’s purse | アブラナ科 |
6 | 繁 縷 | はこべら | ハコベ (蘩蔞) | chickweed | ナデシコ科 |
7 | 蘿 蔔 | すずしろ | ダイコン (大根) | radish | アブラナ科 |
※【参考】農林水産省ホームページより(画像引用)!
「芹 なづな 御行 はくべら 仏座 すずな すずしろ これぞ七種」
『河海抄かかいしょう』:四辻 善成よつつじ よしなり 著 1362年頃成立
「源氏物語」に注解・注釈を加えた大著とされる。
7種の野菜(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)を刻んで入れたかゆを「七草がゆ」といい、邪気を払い万病を除く占いとして食べる。呪術的な意味ばかりでなく、御節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もある。
七種は、前日の晩に神棚の前にまな板を据え、囃し歌を歌いながら包丁の背やするこ木、火鉢、杓子(しゃくし)などでの野菜をたたき刻んでから神に供え、当日の朝それを下げて粥に入れ食べるという所が多い。囃し歌は鳥追い歌に由来するものであり、これは七種がゆの行事と、豊作を祈る行事が結び付いたものと考えられている。歌の歌詞は「七草なずな 唐土(とうど)の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に、合わせて、バタクサバタクサ」など地方により多少の違いがある。意味は未詳である。
七種の行事は「子(ね)の日の遊び」とも呼ばれ、正月最初の子の日に野原に出て若菜を摘む風習があった。『枕草子』にも、「七日の若菜を人の六日にもて騒ぎ……」とある。
これらは水田雑草ないし畑に出現するものばかりである。おそらく水田周辺で摘まれたと思われる。
≪JAえひめ未来|旧JA西条≫ 伝統の食文化『西条の七草』(1982年に商品化)
≪春の七草を使ったレシピ≫ 七草がゆの作り方
(材 料) 4人前
七草1パック、白米=2カップ、水=7カップ、塩・醤油=少々
(作り方)
1.米は洗って水気を切り、鍋に入れて分量の水を加えます。
2.鍋に蓋をして最初は強火にし、軽く煮立てば蓋をずらして弱火にし、30~40分かけて煮ます。
3.七草はきれいに洗い、熱湯の中に塩少量を入れて、サッと茹でて水にさらして、1~2㎝の長さに刻みます。
4.2が炊き上がったら、塩少々に好みで醤油を加えてあっさりと味付けし、七草全部を加えて混ぜ合わせます。蓋をしてしんなりするまでそのまま5~6分蒸らして出来上がりです。