穀検「食味ランキング」（報道公開資料）

令和3年産米の

食味ランキング「特A」

☆彡一般財団法人日本穀物検定協会（穀検）【報道公表資料】はコチラ。

日本穀物検定協会は、令和３年産米の食味ランキングを公表した。｜令和4年3月2日

今回は152産地品種（前年154銘柄）の試験を行い、42産地品種が最高位【特A】にランクされた。

最高の【特A】評価は、出品全体の約28％を占めている。 

北海道「ゆめぴりか」、山形「つや姫」は連続特A記録に輝き、今年秋デビューの新品種、秋田県産「サキホコレ」も【特A】に輝いた。 

今回【特A】評価の銘柄が４年振りに50を下回った原因は、福島や長野、関東圏で８銘柄が「特A」を維持できなかったためである。これまで14年連続【特A】の高い評価を受けていた「新潟県佐渡コシヒカリ」が、令和元年産米から3年連続で最高評価【特A】から転落した。 また、四国の「特A」は高知だけで、令和３年産の愛媛県からの【特A】は、残念ながら該当品種がなかった。 

特A評価を品種別でみると、コシヒカリ13産地（昨年3）、鳥取・島根・岡山・山口・和歌山きぬむすめ5産地（昨年4）・つや姫4産地（昨年4）・ひとめぼれ3産地、ヒノヒカリ４産地だった。

日本穀物検定協会

「令和３年産米の食味試験の実施及び概要」発表！ 

☆彡　産地別表（ランキング）　　☆彡　ランク別表（ランキング）

☆彡　参考品種別（ランキング）　☆彡　平成元年からの特Aランク一覧表

日本穀物検定協会では、「米の食味ランキングのランク」を精米袋等に【特Ａ評価】を表示される場合については、「商品そのものの評価ではありません」等と表示を行い、消費者に誤解を与えるおそれのないようにして下さいと指導しています。不当景品類及び不当表示防止法（昭和三十七年法律第百三十四号）の不当な表示の禁止第四条で問題になる可能性があるからです。

つまり、○○県産の品種が【特A】を獲得しても、○○県産の全ての地域が【特A】評価ではないということ。