2016年

2月

25日

最高級魚沼コシヒカリが、牛の餌になっている?

飼料用米 制度

日本一のコメに “異変”

 

日本人1人当たりの米消費量は、ピークだった1962年(昭和37年)から半減し、国内のコメの消費量は人口減少やコメ離れ(高齢化、洋食化)などから、毎年約8万トンの割合で減り続けています。

 

しかし、米の生産調製(減反)はそれに追いつかず、コメ余りが常態化しました。需給バランスの崩れた米価は年々落ち、2014年産米価は過去最低を記録しました。

 

さらに、政府は米の生産調整減反)を2018年度(平成30年)を目途に廃止する予定です。

(政府は保護的な農業政策から、地域ごとに競争力のある農業を育成する政策に舵を切った。)

 

トップブランド「魚沼産コシヒカリ」が、牛の餌に!

 

主食用米から、飼料用米に作付け転換されるお米の品種は、例えば、新潟県魚沼地区では、主に「コシヒカリ」で最高級のブランド米が牛(家畜)の餌になっている。これは魚沼地区だけのことでなく、多くの地区でコシヒカリが家畜の餌になっています。

こうした現象に拍車をかけるのは環太平洋経済連携協定(TPP)です。ただでさえコメ余りの日本に、食用米の無関税輸入枠が拡大される方向です。少なくとも、それに見合う量の国産米を餌にしなければ、また在庫が増えてしまいます。

 

今、農林水産省は家畜の餌にする飼料用米の大増産政策を進めています。2011~2014年は10万トン台だったのが2015年には42万トンに急増し、10年後の2025年には110万トンを目指しています。毎年、余る主食用米、飼料用米は米価の下落を防ぐための苦肉の策です。

しかしこれには、国民の税金が補助金(飼料米などへの転作を助成する水田活用直接支払交付金)として3,078億円使われています。

 

飼料用米は「魚沼産コシヒカリ」とか「山形産つや姫」のような産地、銘柄は関係ありません。主食用米ではカメムシの吸汁による着色粒や高温障害による未熟粒が多いと、等級ランクが1等から2等、3等、規格外と下がりますが、飼料用米ではこのような等級ランクもありません。

 

 

【参考文献】:文藝春秋 2015年10月号

飼料用米の補助金政策とは」(山田俊一)

飼料用米生産コスト低減マニュアル」(農林水産省)

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